動作のための神経・運動・感覚の連係 足底のグリップとアーチ アーチの役割について、「衝撃吸収」「グリップアシスト」「下腿の傾き調整」「推進バネ」と動作には欠かせない機能です。アーチは、立脚相初期と立脚中期で支える筋肉を変え、いろんな抗重力場面で維持しています。アーチと足指の床押し(足指グリップ)は、連係性が高く、練習の際に切り離せない機能です。 2025.08.02 動作のための神経・運動・感覚の連係
動作のための神経・運動・感覚の連係 足底のグリップ力 足底のグリップは、自動車に例えると「エンジンの力を地面に伝える役目」と「進行方向を変えるためのもの」です。人間に置き換えると、足のグリップ力の低下は、歩行で使う筋力が床に伝わらず、効率良く歩けなったり、歩く方向を変えるときなど、バランス不安定となり、膝の荷重が不安定となります。 2025.08.02 動作のための神経・運動・感覚の連係未分類
動作のための神経・運動・感覚の連係 O脚の原因を考える 膝の痛みを起こす原因は、膝とは限りません。女性の思春期の骨盤変化は、小指側荷重が多くなり、歩行の蹴り出しの際の下腿の外側筋(腓骨筋)の多用に直結し、O脚形成に関与していると筆者は考えています。ナロー(狭い)ベースは、Oを定着させるので対策が必要です。 2025.07.17 動作のための神経・運動・感覚の連係身体練習のための豆知識
動作のための神経・運動・感覚の連係 O脚の動き方の特徴 O脚は、どうしてもナローベースになります。歩行時の上体横振りは、痛みを避けるためですが、本来の抗重力筋活動が低下するので対策が必要です。また、O脚は、荷重のかかり具合で角度が変わるので、自分自身の「動的観察」も重要です。 2025.07.16 動作のための神経・運動・感覚の連係身体練習のための豆知識
動作のための神経・運動・感覚の連係 X脚の動き方の特徴 X脚は、どうしてもワイドベースになります。歩行時の上体横振りは、痛みを避けるためですが、本来の抗重力筋活動が低下するので対策が必要です。また、X脚は、荷重のかかり具合で角度が変わるので、自分自身の「動的観察」も重要です。 2025.07.15 動作のための神経・運動・感覚の連係身体練習のための豆知識
動作のための神経・運動・感覚の連係 X脚の原因を考える 膝の痛みを起こす原因は、膝とは限らず、膝下と膝上の関節に注意しましょう。X脚は、距骨が内側に傾くという現象で、その背景には、「足部アーチ」のために、距骨を引っ張り上げる2つの筋と足底内在筋で支える協力体制があると考えられます。そして、グリップするための足指で地面をとらえる長趾屈筋と長母趾屈筋は大切です。股関節からの影響も大きく、寛骨臼のソケットの開口向きが内向きであるとX脚になりやすいと思われます。 2025.07.14 動作のための神経・運動・感覚の連係身体練習のための豆知識
動作のための神経・運動・感覚の連係 足指の踏ん張りは、下腿と膝関節の安定につながる 足指の踏ん張りは、地面をグリップしリスフランや足関節は衝撃吸収と地面対応を上手く対応するために頑張っています。また、足指や足底筋、下腿筋の相互関係は、立脚初期と中期に分けて、アーチ形成やバランス・蹴り出しとしての役割を担っています。加えて、足指の踏ん張りと「下腿」と「膝」の安定を実際の例を用いて示しました。 2025.07.07 動作のための神経・運動・感覚の連係身体練習のための豆知識
動作のための神経・運動・感覚の連係 足底の筋は、体重がかかって働く 足底の筋は、体重がかかった感覚情報によって調整されます。足底〜ふくらはぎの筋力は、立脚中期から蹴り出し場面で、歩行の筋電図から読み取れます。筋肉は、チームで動き、力加減は感覚情報によるということは、トレーニング計画に参考にできます。 2025.07.01 動作のための神経・運動・感覚の連係身体練習のための豆知識