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膝痛の解き明かし

大腿四頭筋と横安定の能力

大腿四頭筋は、膝の矢状方向(体の前後方向)の安定や推進力を担っていますが、前額方向(体の左右方向)の安定にはあまり役立ちません。膝のトラブルは、変形性膝関節などの原因でもある偏った関節面への体重負荷は、前額方向(体の左右方向)の問題から起こります。その左右安定には、腓骨筋と後脛骨筋が関わっています。
膝痛の解き明かし

膝下が膝安定の要

膝痛の原因に、膝関節面への偏った荷重があります。膝の下に位置する足部や下腿がどんな地面状況でも、体や頭の垂直、膝関節面の水平を保つための役割を担います。したがって、膝を守るために足部や下腿の能力がとても大切です。
膝痛の解き明かし

痛む原因は偏った荷重(O脚編)

膝の痛みは、O脚では、膝が外側に開くため、膝関節の内側に体重が集中するためです。偏った荷重は、摩耗しやがて骨同士が直接こすれ合って痛みや炎症を引き起こします。修正するために、「ワイドベース」「足指グリップ」「足指グリップ押し」を推奨します。
膝痛の解き明かし

痛む原因は偏った荷重(X脚編)

膝の痛みは、X脚では、膝が内側に傾くため、膝関節の外側に体重が集中するためです。偏った荷重は、摩耗しやがて骨同士が直接こすれ合って痛みや炎症を引き起こします。修正するために、「ナローベース」「足指グリップ」「足指グリップ押し」「つま先バランス」を推奨します。
膝痛の解き明かし

膝痛の原因を膝以外で考えてみる

膝は「足指」「足首」「股関節」の影響を受けています。ですので「膝だけをを鍛えても効果が出にくい」のです。症状の緩和・再発を防ぐには、足指・足首や股関節も一緒にトレーニングしていくことが大切です。
動作のための神経・運動・感覚の連係

足指の踏ん張りは、下腿と膝関節の安定につながる

足指の踏ん張りは、地面をグリップしリスフランや足関節は衝撃吸収と地面対応を上手く対応するために頑張っています。また、足指や足底筋、下腿筋の相互関係は、立脚初期と中期に分けて、アーチ形成やバランス・蹴り出しとしての役割を担っています。加えて、足指の踏ん張りと「下腿」と「膝」の安定を実際の例を用いて示しました。
動作のための神経・運動・感覚の連係

足底の筋は、体重がかかって働く

足底の筋は、体重がかかった感覚情報によって調整されます。足底〜ふくらはぎの筋力は、立脚中期から蹴り出し場面で、歩行の筋電図から読み取れます。筋肉は、チームで動き、力加減は感覚情報によるということは、トレーニング計画に参考にできます。
動作のための神経や感覚の知識

筋肉は、伸ばされて働くきっかけを得る

伸長反射は、筋肉内の筋紡錘からの伸長感覚情報からその筋肉の収縮を起こす現象です。反射は、定型的で融通の効かないと考えられてきましたが、近年は、反射には柔軟性があって、複雑な実際の運動に組み込まれているという考え方が支配的になっています。実際動作では、筋紡錘などの運動の結果情報がないとぎこちない動きになります。筋肉の出力調整は、感覚情報がないとが決められません。
衰えの対策知識

股関節ロック

股関節ロックは、主に腸骨大腿靭帯に寄りかかる筋肉の省エネ化現象です。股関節周りの筋肉が働かないので、膝や腰も含めて不安定性が増し、股関節が可動しないので、足部や膝、脊柱に可動負担がかかります。
衰えの対策知識

膝関節ロック

膝関節のロックは、筋肉の省力化の一環で無意識に行われます。立位や遅い歩行で見られます。足を棒のように使い、脱力は膝にとどまらず、足部や股関節にも及びます。習慣化が進むと、足部から股関節の不安定化が進みます。「踏ん張りバランスをとる」から「体重を寄りかける」に役割が変化していくと更に下肢の不安定化が進みます。